闊達行雲の日記&レビュー

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【XP-PEN】Artist 16セカンド、実機レビュー

 

※液タブが自分に合わなかったため、若干批判的なレビューとなっています。現在ご使用の方で、十分満足されている方は、そういうレビューとなっている点を考慮してください。

おもに購入を迷っておられる方や、自分と似たような環境で作業されている方の参考になればと思い、主観的な見地から使い心地を書いていきます。その点だけご了承ください。

 

 

 

・購入動機

ツクモで購入しました。内容的には保証期間が長く(公式ストアと同じ18ヶ月)セール中で、39980円で価格的にも4万を切る感じだったので、購入を決めました。普段は主に板タブを使用していて、Deco Pro (Gen2)のLWサイズを使用しています。

 

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しかしどうにも直接、画面上に絵を描きたい気持ちになるときがあるんですよね。そして上手い人が液タブを使用している率もけっこう高い気がする。だから結局、自分でもそういうガジェットを揃えると描けるのではないか・・・。そういう気分にさせられるんですよねwまた、紙にシャーペンで描いている期間が長かったので、やっぱり画面上ではあっても、ダイレクトに筆を走らせて絵が描けるという点が体感的に好きだという感触もあったかもしれません。

そういう気持ちのあれこれがあって、板タブメインで使用してはいましたが、ひっそりと購入するにいたりました。

・よい点

まずよい点ですが、例えば21.5インチの同じXP-PENのArtist 22セカンドも以前所持していました。それと比較するとわかりよいと思います。

 

この製品、大きすぎてデスクにあわないんですよね。僕の作業机は120*60のデスクですが、パソコンを置いて21.5の液タブを置くと、それだけでデスク周りが圧迫されてしまいます。そして文字もよく打つため、キーボードをメインに使いたい場合もあるんですが、そうした場合、21.5インチの液タブは大きすぎるし、絵を描いていないときはデスクからどかさないといけないため、結局大きいし重いしで使わないのですね。

モニタ、キーボード、左手デバイスなどを置くと、デスクを圧迫する。そして液タブの機能としても、画面に独特のひっかかりがあり、描きにくく、僕には合いませんでした。Amazonでの評価は高いですが、ちょっと過剰に評価されているような気もします。

ところがその点、Artist 16セカンドはサイズ的にもちょうどよく、デスクにもちょうどよくおさまり、軽く持ち運び、比較してとりまわしもラクです。この点はよかったところですね。大きくて重めだと、モニタを置いてあるデスクトップの環境の場合、モニタが二つ重なり、環境的に圧迫感が強いのですよね。その点はこのくらいのサイズが初級者~中級者くらいの方にはちょうどよいのではないかと感じました。

また小さいからといって筆圧感度が悪いとかということはなく、8192レベルで業界標準レベルをふまえていますし、カラバリが多いのも個性的です。またフルラミレーションで視差が少ないのもよいと思います。板タブモードが搭載されていて、板タブとして使用することも可能ですね。また価格的にも4万円弱と、このサイズの液タブとしてはわりに安価であると思います。

・気になった点

①ペンが細い

これは僕自身のフィーリングになりますが、どちらかというとペンはグリップが太めの方がよいため、この液タブのペンは細くて、もっていると疲れて手が痛くなってきます。

今現在だと、どうしても同サイズのArtist Pro 16 (Gen 2)と比較してしまいますね。

この商品は購入しレビューしていますので、そちらをご覧ください。

 

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ペン先も握りやすくなっているし、グリップも太めのものが使用可能です。ペンはおそらくDeco Pro (Gen2)と同じものであるため、グリップは太めです。

このペンにフィットするグリップをいろいろ検討してみましたが、プニュグリップだと切り込みを入れないと使えませんでした。Applepencilのグリップなどが使用できるかも知れませんが、そこまで探す気力が出ませんでした。ペンの細さ、気になる人も少なくないと思います。

②画面がツルツルすべる

個人的にペンの細さとこの点が、一番この液タブで引っかかった点です。

XP-PENの液タブにはデフォルトで画面保護シートが貼ってありますが、画面にDeco Pro (Gen2)のような適度な引っかかりがなく、ツルツルとよく滑ります。そのため、描き味としてペンを紙に走らせているという感じが少なく描きにくかったです。ペーパーライクフィルムを試してみようかとも思いましたが、種類も少なく、安くても2000円弱ぐらいするので、既存のフィルムの貼り替えをしてまで購入する気にはなりませんでした。フィルムも消耗品でどんどん描いているうちにすり減ってしまいます。そこまでしてこの液タブで、描き味を調整しようという気にはなりませんでした。

③3in1ケーブルが取り回しが、iPadなどのタブレットと比較して、面倒

キーボードで文字打ちも頻繁にするので、液タブ本体を床に置いたり、またデスクに運んだりするわけですが、ケーブルをそのたびにつけたり外したりするのが面倒です。液タブ自体もスタンドなどを併用するとけっこう場所をとるため、取り回しに時間がかかります。この点は「絵だけ描いていたりする方」にとってはデスクに置きっぱなしでもかまわないため、よいですが、自分の環境にはあいませんでした。それに外出時の持ち運びも重くてかさばるので、しにくいのも難点ですね。iPadのように気軽に持ち運びはできない。その点も気になる点ではありました。

ケーブル一本で接続できる「Type-Cケーブル」も販売されていますが、3000円弱ぐらいするのでケーブル一本でその額をとられるのも、個人的には高いと思ってしまいます。

 

・総評(まとめ)

製品的には62点くらいの商品でしょうか。問題なく動作し、筆圧感知も標準レベル、フルラミレーションで機能し、セール時には4万弱で購入することもできる液タブですが、ペンが細い、画面が引っ掛かりがなくすべる、環境的に、3in1ケーブルと液タブのとりまわしが面倒という理由で結局は売却してしまいました。

今はワングレード上のArtist Pro 16 (Gen 2)がでています。個人的にはそちらの方がオススメですね。

価格的には大分高くなってしまいますが、ペンの太さや感度、また左手デバイスの付属やType-Cケーブル一本で接続可能なものが最初から付属しているなど、完成度はこちらのほうが高そうです。そのためサイズ的に見て、このArtist 16セカンドは、その前バージョンとして位置づけられる製品かと思います。

価格とのトレードオフで考えたうえで、批判点なども考慮しながら、気になった方は購入を検討してみてもいいのではないでしょうか。

 

(※ツクモで購入すると、サイトには断り書きがありませんが、よく読んでみるとパッケージ内容に「電源ユニット」が記入されていません。そのためAmazonなどで購入するとついてくる「電源」が入っておらず、パソコンにUSBを接続しての給電になります。新品で購入した際、パッケージに「電源は入っておりません」という断り文句が小さな紙に書いてあり、「ええ、大丈夫なの?動くの?」と一瞬なってしまいました。無事に動いたからよかったですが、サイト上に目立つところに一言書いていてほしかったところです。これから購入される方は気をつけてください)

・公式サイトはこちら↓

 

現在、ラフやアイデア出しはmagic drawing padを使用しています。気になる方は、こちらもチェックしてみてください。

 

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