闊達行雲のお絵かき&レビュー

イラスト、小説、ゲームを作っています。

RPG進捗状況⑧

引き続き集中してRPGの制作を進めています。

首都イベントが完了。物語は中盤のクライマックスへ

表題の通り、首都のイベントが完了し、次のダンジョン制作に入っています。このあたりは中盤の山・クライマックスで重要なイベントが頻出します。今現在は、その山場のイベントが起こるダンジョンを作成し終わり、その中のイベントをせっせと作っているところです。



ダンジョンの一部分がこちらです。
作っているイベントは、このRPG のタイトルにも関わるような大事なイベントになっています。一つ一つ攻略していきたいと思います。
ここを終了すると、しばらく時間が経過し、ストーリーは自動的に先に進みます。そして章が終わり、新しい状態で心機一転し次の章に入っていく予定です。

イベントの作り込みがメインの作風

この物語は最後まで、序盤に謎が提示され、それがどのように解きほぐされていくのかというところがストーリーの中核になっています。なのでイベントシーンは、その謎解きというか、「先はどうなるんだろう?」というミステリーが、プレイしている人にはずっと頭に残るであろう構造になっています。
なので、前作と比べて、戦闘面の難易度よりは、ストーリーのイベント作りがメインになってきます。ストーリー性が重視され、イベントの作り込みが分量的に多いように体感的には感じます。加えてサブクエスト数の大きな増加、武器防具の名前/設定の複雑化・詳細化、呪文/スキルなどの技名の一新、マップ・イベントなどの演出強化、自作ダンジョンマップの増加・・・などなど。新しい試み・チャレンジを次々と行っています。
なかなか大変ではありますが、この作品はストーリー的にも気に入っていますし、演出面でも挑戦をたくさん行っているおかげで、ツールやプラグインに対する理解も大変深まりました。エターならず、最後まで完走できるように頑張りたいと思います。

作画量の増大(クセとの戦い)

主人公たちパーティの立ち絵をデフォルトのものを使ってきましたが、今現在はそれを自作のものに変えようと作画を行っています。
主人公を含めて、今のところ描かないといけないキャラは5人分あり、イベントで使用する一枚絵もあるため、けっこうな分量になっています。作業的に見切りがつけば一週間ほどで完了するタスクのように思いますが、途方もない量のように感じる。上手い人ほど少ない手間で描いているように思いますが、自分は細かな描き込み量を増やさないといけないと感じている。大きめに描いているので、どうせ縮小すると細かすぎて見えない。大きな絵の“トーン(雰囲気)”が大事なのですが、イマイチ感覚がつかめず、及び腰になってしまいます。つくづく自分は絵に関するとらわれ、思春期から引きずっている絵に対する過度の執着(クセ)みたいなものが強いなと感じます。
しかし、焦点は作品を完成させゲームを発表するところにあるので、ある程度のところで見切りをつけ、完成ラインを見つけて、そこで作業を完了させる。そうでないと、目標である6月のゲーム完成期間までは、とても終わらなくなってしまいます。同じようにツクールで制作をし、絵も描いている人たちの作品を参照しながら、雑になってはいけませんが適度な線引きのラインをみつけて、一枚一枚コツコツと仕上げていきたいと思います。

絵は補助か、メインか

ツクールをやっていると、時々ゲーム制作が至高のもののように感じ、絵など描かなくても十分やっていけるなと感じることがあります。
今まで絵にどっぷりとつかっている期間が長かったため、ツクールをやっていると新鮮に感じるのです。小説もそうですが、「物語」を構築することが楽しくなってきています。とくにRPGは戦闘も入り、レベルアップ、武器防具の購入、ダンジョンの探索など面白い要素がたくさん入っています。「冒険」というアドベンチャー要素は非常に好きでした。当時ドラクエ3に衝撃を受け、自作のRPGの絵を描いて友達にも見せたりしていたものです。
その原初の情動というか、はじめに掴んだものがRPGという創作であったため、ツクールでゲ制をしているのがとても楽しく感じるのです。絵はもちろん描けるに越したことはありませんが、付属品でよい。
ポイントは新しい物語を“物語ること”。そこに自分の欲求が集約されています。そして戦闘があり、レベルアップ(成長要素)があり、武器防具の購入があり、ボスとの対峙がある。そして音楽をどうするか、演出をどうするかアニメーションをどれだけ思い通りのものを作れるか。そういう楽しみは非常の心地よいものです。物語を“物語れて”、かつ冒険要素のあるもの=RPG・・・。そういう等式が自分の中で成り立つため、非常にやり応えを感じます。
将来的に絵をどのような位置づけに持ってくるかは分かりませんが、絵に関する執着・クセみたいものがとれてくるともっと楽に描いていけるかもしれません。が、しばらくはRPG制作が中心の日々でよい。
そして、その方面で活動しながら、RPG Developer Bakinや、unityなどのツールへの挑戦をしていく。それが健全な発展の仕方ではないか。。。そういう風にもとらえています。
少なくとも、絵だけに向き合っていると現状、思考が濁ってきたり、執着が強くなってきて心が汚れてきて、なかなか上手く進まない。ならば、いったんそこから離れて、ツクールやRPGコンストラクションソフトを使って、それに取り組みながら、必要に応じて絵を描いていく────。そのほうが気持ち的に楽で、絵もいいものが出てくることが多いような気がします。将来的には絵メインの生活に戻るかもしれないし、マンガやCGを描く事もある。しかしながらこのRPG制作という創作の“夢”は、子どもの頃から、最も初期から取り組んだ分野でもあり、非常に適性が強いと感じています。まあマンガでもイラストでもファンタジー向けのものを描けばいいではないかと思われるかもしれませんが、いまのところ、「絵を仕上げないといけない・・・😨😭」と感じるだけで感情的に負荷がかかり、“眠たくなってしまう”のです。そういう状態なので、まずはやる気が出てくるツクールやRPG制作ツールを触ったり学習したりしていた方がはるかに気分的にラク、という現実があります。
まずは気分的に楽で、仕上げにも抵抗ないほうを取り組みながら、絵の方も必要に応じて取り組んでみる。
そのようにしながら自分の創作を進めていきたいと思いました。