引き続き、RPG制作を進めています。
イベント絵、立ち絵の作画完了。ツクールのエディタへ
表題の通り、イベントの立ち絵、キャラの立ち絵の作画がほぼ完了しました。今週はエディタを使って、中盤のクライマックスにあたるイベントシーンの制作につとめています。
会話シーンに立ち絵を表示するのははじめてだったのですが、プラグインの利用にも慣れてきて、立ち絵をスクロール表示したり、ブルブルと揺れる表現、シェイク表示したりできるようになりました。これからイベントシーンをさらに作成していきながら、引き続き制作を先に進めていこうと思います。
ツクールを使用した作画は、大変有意義
思えば2週間と少し、作画に取り組んでいました。おかげでゲーム全体もそうですし、イベントシーンも豪華で他のイベントと比較して、際立ったものになったように思います。
ツクールを利用した作画は大変に有意義です。ツクールで構築した物語のバックボーンに沿って、文章からイメージを膨らませた映像をそのまま絵にしていけばいいからです。またストーリーの必要に応じて作画していくので、絵の完成点を線引きしやすく、完成位置が明確になります。この点はぼくの作画にフィットしていて、ずいぶんと鍛えられました。
以前にも描きましたが、ツクールのエディタはクリスタの通常画面よりも縮小表記されるので、細かいどうでもいい描き込みは見えず、絵全体のトーン(雰囲気)を整えていきやすいのです。
このことによって、自分は絵を「縮小」して見て「上手い」とか「下手だ」とか判断していることに気づかされました。だからキャンパスを大きめにとって作画して、切り出すときは縮小して出力する。こうすることで、自分が思っていたイメージ通りの絵を出力することができるようになります。その他いろいろな点で気づきがあり、作画面において上達でき自信が付いたなという感触があります。これからも上を目指してやっていくために、ツクールというツールを有効利用していこうと思います。
少々、ダレる→サンプルマップの活用
しかしながら、絵を長期間描いていたので、ツクールにもどってマップ作業をしようとすると、イベントの作成などはできるのですが、マップ作成で意気消沈するというか、ダレる感じになっているところが、正直、ありました。マップ作成は難所で、マップチップに慣れていないところがあるのと、構想をめぐらせながら人物・イベント・アイテムの配置などを行う必要があり、考えることがたくさんあります。そして外観と内装、二つを揃える必要がある。イメージが豊かで、頭の中に完成像が明確なものがないと、なかなか先に進まない、足踏みしてしまうところです。
ところが、「ストーリーを早く先に進めたい」という欲求が強く自分の中にある。そういう場合、サンプルマップを使って、表現できるところは表現してしまった方が、先に進めるという点ではいい。マップを一から作るとなると、作り上げたマップから、イベントの作成まであらかじめ頭の中にないと、制作が進まないということになってしまう。ところがサンプルマップがあると、そのマップを下敷きにして、イベントを順々と構築していきやすい。マップをすらすらと作っていけない現状では、特に街のマップにおいてサンプルマップを使わせてもらうことが多くなっています。自作しようと思いましたが、今作においてはやはりあるものを使っていった方が、サクサク制作を進めていくにはよいのです。ストーリーやイベントが優先で、そこに比重が高くある今作では、あまり意地をはらず、街に関してはサンプルマップを利用させてもらいながら制作を進めていくのがベターな選択かなと感じます。
Twitterで励まされることのよい点・悪い点
Twitterを最近多用しているのですが、フォロワーが増えていくとやはりうれしいものです。そしていいねやリツイートしてもらえると制作の励みになることは間違いありません。しかしそれは諸刃の剣でもあって、逆に今までしてもらっていたいいねがなくなると、意気消沈してしまう。通知が気になって仕方ないという状態が発生します。もちろんいいねを強制できるはずもなく、リツイートしてくれとお願いすることはできても、実際にしてくれるかどうかは基本的に見てくれた方、フォロワーさんの見立てによるわけです。
そういうときはなぜ制作をしているのか、という原点に立ち返るようにしています。基本的にフリーゲームを作るつもりはなく、利益を出そうと思ってやっている行為です。だからいいねを頂けるということは、熱心なファンの方か、自分のツイートが励みになっている同じ制作者の方などの場合が考えられます。もらえるのはラッキーであって、あまりそれをアテにしていても仕方がない。見てくれた方の主観によるので、クオリティの高い活動や制作物を出していくということは自覚としてはもちろんあるが、基本的に自己肯定感を高めていく。自分で自分を励まして、自分の利益をあげるためにやっているのだ、という原点を忘れない。そうしていけば、やる気のないときも、あるときも、軸がぶれずにいることができる。いいねはもらえればラッキーだし、もちろん高品質な活動につとめていくが、基本的に自分の利益を出し、売れることを目標としていい作品をだしていこうとしている。そういう原点を忘れないようにしていくとよい。そうすれば照っても降っても、いいねやリツイートがもらえても、もらえなくても、安定した心の持ちようを保つことができます。