闊達行雲の日記&レビュー

イラスト、小説、ゲームを作っています。

【お絵かき便利ツール】左手デバイスレビュー



こんにちわ、闊達行雲です。

 

今回はお絵かきで使用している左手デバイスについて解説しようと思います。

いままで4種類ほどデバイスを使用してきましたが、使いやすいものから紹介していこうと思います。後で紹介するTourBoxなど高価な商品も販売されていますが、使い心地や使用用途によっては、安価なものでも使い心地はいい、そういう場合もあります。ご自分の使用環境に応じて使い分けていただきたいなあと思います。

 

 よっしゃ、じゃあいっちょいってみようか!

 

 

・WiiクラシックコントローラーPRO(有線)

 

こちらの商品ですね。もう2台所持していますが、壊れることもなく、一台目を使い続けています。そのままでは使用できないので、エレコムのコンバーターを使用して接続しています。

 

そこにjoy to keyというシェアウェアを使用しています。

joytokey.netこれでクラコンの各ボタンにショートカットを割り当てして使用することができます。joy to keyは無料版でも機能を無制限で使用できますが、気に入って長く使用したい場合は、770円を支払うことでライセンスキーを購入することができます。設定画面は、僕の場合以下のようなものです。

 

アナログパッドの部分にキャンバスの移動、L・ZLボタンに用紙の回転、スタートボタンに保存、Xボタンにスポイト、十字キーに取り消し・やり直し、キャンバスの拡縮などなど設定しています。たしかにTourBoxなどと比べると設定できるショートカットの数は少ないですが、僕の場合はこれで十分です。プリセットは複数設定できるので、線画の場合と塗りの場合を使い分けて設定しています。

なお、無線の方がいい場合はSwitchのプロコンがいいかなと思います。

 

Bluetoothのレシーバーを使用して問題なくPCに接続、クリスタでも動作確認しています。無線の方が取り回しがきくので、僕も有線が都合悪くなったら、こちらを2台目購入して使い倒してやろうと思っています。

設定やjoy to keyの使用など少々面倒ですが、そこまで内容は難しくありませんとくにポイントはアナログパッドでキャンバスの移動ができるのがとても気持ちいいのですね。用紙の回転もL・ZLで快適に、まるでゲームをしているようにできますし、これが僕にはジャストフィットですね。安くて、中古で美品を安値で買えるので維持費もお安くできるかと思います。左手デバイスとしての使用期間はもう10年近くになりそうですが、個人的にオススメの一品です。

・TourBox Elite

 

先日Amazonで購入しました。14日の返金保証がついていたのでプリセットを設定、自分なりの使用方法で使ってみましたが、セールで32000円ほどしたのですが、価格分の使いやすさは感じませんでした。

確かにノブやダイヤルにブラシサイズやキャンバスの回転を設定できるのはいいし、ボタンの組み合わせでたくさんのショートカットを設定できる。それはいいのですが、ぼくはブラシサイズをそこまで頻繁に変更しないため、ダイヤルは必要ない。またキャンバスの拡縮などはクラコンの方がはるかに簡単に、直感的にできるのですね。

また大きいのがキャンバスの移動がクラコンならアナログパッドで快適かつ直感的にできるのですが、TourBOXは手のひらツールをボタンに設定して、ペンなどでキャンバス移動と、一手間多くかかります。そのため使いにくく、一日で返品してしまいました。これに32000円かける気にはなれませんでしたね。

ブラシサイズを頻繁に変更したり、ショートカットを多用したい方には評価も高いしあうのかもしれませんが、自分の使い方ではクラコンのほうが安いし数段使いやすかった。Bluetooth対応で、小型でとりまわしは良好ですが、高価でコスパはあまり感じませんでした。

 

・タブメイト(初代)

 

 

おもにmagic drawing padで使用しています。使用感に関してはまずまずですね。取り消し・やり直し、キャンバスの回転、手のひらなど基本機能を設定できます。タブレットではラフからアイデアだしまでしか行わないので、クラコンと比べるとやはり使いにくいですが、まあ線画・ラフだけならこれで十分ですね。基本機能は使いやすいですが、線画モード、塗りモードとボタンをいちいちカチカチ押さないといけないのが面倒で、また最初の設定にもどすのにボタンのクリックが複数回かかるので、かなり面倒ですね。筐体もプラスチッキーでメインとして使用するには心もとないです。まあラフに使用する、タブレットの左手デバイスとしてサブ端末で使用する。そのくらいがちょうどいいのではないでしょうか。

なお初代はAndroidでは使用できますが、iPadでは対応していないので注意してください。2の方が必要になり、値段も12800円ほどになってきます。

・iClever テンキー

 

iPadの左手デバイスとして有名なこのテンキー。ぼくもいろいろと工夫して使用してみました。シールなども貼ってわかりよくしましたが、こちらを使用するならば、タブメイトの方がいいですね。個人差あると思いますが、結局ボタンがみんな同じ形状なので、いちいちデバイスを見ながら操作しなければならない瞬間ができます。その手間がタブメイトと比較して、大きいのですよね。電池持ちもよく、小型でとりまわし、持ち運びにも便利であるのとないのでは確かに違いますが、タブメイトの方が僕には合いました。

 

以上です。個人差ありますので、すべての人に合うとは思っていませんが、高価なデバイスだからといって、必ずしも自分に合うわけではないということをお伝えしたいです。とくにTourBOXは返金保証もあるので、Amazonで試してみて、一度ご自分で触ってみられると、高価な値段を出す価値があるかどうかを体感できると思います。

 

 購入する際の参考にしてみられると嬉しいですわ!